今日のテーマは「アンチな意見にも正論がある」です。
アンチな意見、自分とは反対意見があることについて考えていきましょう
世の中、自分の考え、意見が違う人が必ずいる。
ここを認識しておきましょう。
同じ家族、同じ会社で日常的に起きていることです。
なぜ、こんなテーマなのか?
それは、先日の研修をした後のアンケート結果にアンチな感想、意見をいただいたからです。
確かに自分の意見と反対のこと、ネガティブなことを言われると
傷つくし、マイナスな気持になります。
自分の思っていることとは違う答えなので、悲しい気持ちにもなります。
でも世の中には、自分と違う意見、真反対な意見を言う人がいつことを
理解しなければなりません。
ここで感情を振り回されたら、気づけるどころも気づけなくなるので
冷静に、客観的になることが大切です。
ではもう少し考えてみましょう。考え方のトレーニングです
この世の中は、
世の中は陰と陽。プラスとマイナスからできています。
いろいろなものが正反が重なり合ってできています。
なぜ、自分が前に歩いていけるのかを考えるとわかります。
それは、自分が前に進めるのは、摩擦抵抗が働くからです。
つまり、自分が進もうとする方向と反対の力がはたらいている。
反対の力がなければ前に進めません。
これを摩擦抵抗の少ない氷や油の上だと考えると
抵抗がなければ滑って前に進めません。
そう考えると、反対意見や考え方は大切なことだと考えられます。
世の中、自分の考えと違う人を排除しようとするうごきがあります。
自分の意見と同じ人同士がいるほうが、意思決定も早いし心地いい。
また、反対意見があるとややこしくなり、意思決定にも時間がかかる。
確かにそうですが、全員が同じ考えの方が、
見方を変えると危険でもあります。
リスク管理、危険がわからなくなります。
反対意見を言う人、持っている人は、自分とは違う視点を持っています。
だから、自分では気づけないところ気づくことができる
反対意見があることで、新たな視点がでて、改善、改革に進むこともある。
反対意見がすべて悪いわけではなく、活性化の材料となります。
会社の会議を考えてみましょう。
よく会議を活性化させたいということも相談されます。
アイディアや意見が出てこない。
では「なぜ、意見を言わないのか?」を考えてみましょう
それは、
1.思考が停止している
2.意見を言っても聞いてもらえない(あきらめ)
3.こんな意見を言ってもいいのか(自信がない、雰囲気に負ける)
つまり、アイディアや意見を言ってもいい雰囲気をつくっていない。
反対意見、違う意見をを歓迎しない風潮があるのではないでしょうか。
人間、ひとり一人育ってきた環境が違います。
それぞれに価値観を持っています。
そもそも同じ意見を持っていない、似通った意見を持っているだけまも知れない。
今回アンチな正論を読みながら気づいた点があります。
それは何か?
- 私の話をよく聞いていること
- スライドをよく見ていること
- 自分の意見をもってそれを述べている点
見方を変えるとすごいですよね。
アンチな意見は大切です。
それにめげないメンタルトレーニングも必要ですね。