今日は怒はエネルギーというテーマです。
アンガーマネジメントでは怒りの性質を学びます。
その理由は怒りは両刃のパワーを持っているからです。
そのまま吐き出してしまえば自分や他人を傷つける破壊のエネルギーになってしまいますが、うまくコントロールすれば創造のエネルギーやモチベーションになります。
「論語」に「憤せざれば啓せず、悱 (ひ) せざれば発せず」とあります。
憤の字には、「いきどおり」「心の中のいかりを吐き出す」という意味があり
悱の字には、「言いもだえる」「言おうとしても上手う言えない」という意味があります。
また啓や発には開く、始まりという意味があります。
つまり、物事は怒りから始まるという意味です。
何かが違うと感じ、そこに憤りを感じることが物事のスタートです。
その怒りを、感情のままに外に出していては、マイナスになるので、
冷静に判断しながら、「どうすればより良くなるか?」を自問自答しながら進めていくことが肝要だと思います。
怒りはエネルギーです。
そのエネルギーをどう取り扱いかが結果を出すポイントですね。