2000年から経営コンサルタントとして仕事を始めて20年が経過しました。
振り返ればあっという間だし、この20年で色々なことが変わりました。
そんな中で、成長していく企業とそうでない企業の違いは何かを考えてみると、
様々な要因がありますが、その中でも成長するリーダーの存在は欠かせません。
成長するリーダにはある特徴があります。
その特徴とは
問題が起きたときに、「自分」が原因サイドにいます。
どういうことかと言えば、
何か問題が起きたときは、自分以外の誰かの責任にするのではなく
原因は自分側にあるという考え方でいるということです。
よくある事例として、上司が部下に指示をしたあと、自分が思っていた結果と違う結果が出たとします。
その時にできなかった部下を攻めるのではなく、
自分の伝え方、指示の仕方に問題があったと思えるかどうかです。
なんで言ったとおりにしないのか?
どうしてこんなことをしたのか?
など、他人を責めてしまったことありませんか?
少なからずあると思います。
成長するリーダーは、自分が原因サイドにいるので、次に同じ失敗をしないように勉強します。
成長しないリーダーは、自分が原因ではなく相手が原因と考えるので、学ぼうとしません。
もし、自分が部下の立場ならどう感じるでしょうか?
どちらのリーダーのもとで仕事をしたいでしょうか。
今まで見てきた成長するリーダのもとでは、不思議と人も成長します。
そうでないリーダのもとでは有能な人からやめていきます。
もし、部下が成長しないと感じたなら、原因は自分側にあると考えてみてはいかがでしょう。
視点が変わると、思考も変わります。
自分に原因があると考えることは、ある意味辛いことです。
だから、その辛さに目を向けるか、背けるかで大きく転換します。
その辛さを克服するために学びがあるのです。
学んで失敗してまた学ぶ
学ぶところに成長があります。
貴方はどちらのリーダーになりますか?