今日はある本を読んで、経営者は投資家的な考え方が必要であると感じました。
その本とは、投資家・村上世彰さんの「いま君に伝えたいお金の話」です。
この本はお金のことについて書かれていますが、生きていく中でもヒントになる考え方が書かれています。
この本の中で「お金を増やすことに近道も魔法もない」という言葉がありました。
これって人材育成も一緒だと思いました。
企業は売上や利益を増やしていかなければ存続できません。
そのためにはいろいろな投資も必要です。
特に人材にたいする教育投資が必要です。
人材の成長は、企業の成長と同じです。
人材育成に近道も魔法もありません。
地道にコツコツとやり続けることが重要です。
投資はリターンを求めますが、リスク必ずついてきます。
このリスクには一定のルールがあって、
低いリスクには、低いリターン
高いリスクには、高いリターン
という結果になります。
人材投資でも同じようなことが言えます。
ケチって教育費を安くすれば効果があまりなく、思い切って投資をすればすごい効果が出る場合も多々あります。
投資なので、人材に投資をしたからと言って必ず期待するリターンがあるとは限りません。
すぐには結果が出ないことの方が多いでしょう。
私も長年人材育成の仕事をさせていただいていますが、
経営者が教育投資に決断できる企業とそうでない企業はやはり成長度合いがちがいます。
人間には、気づく時やタイミングというものがあります。
因果の法則も働きます。
種をまかないのに芽はでません
知識という栄養を与えなければ成長はしません
こういう意味ではリスクを取って経営者が人材に投資する、教育投資ができるかが企業の成長発展のポイントですね。