今日は「喜んで受講したくない研修」について書こうと思います。
実はこれ、弊社のことです。(笑)
別に自分で自社の良くないことを書くつもりはありませんが、
勧めても、ほぼ行きたくないと言われます。
ではなぜ、多くの人は「行きたくない」のでしょう。
理由を3つ考えてみました。
- 「こわい」
- 「日数」
- 「き〇い、く〇しい」
1つ目の理由は「こわい」です。
弊社の人材育成プログラムには、MIP-DMP訓練はと言います。
最後に研修やセミナーではなく、訓練とついています。
訓練と聞くと皆さんどんなイメージですか?
あまりいいイメージはないですよね。
なので、何か「強制的にやらされる」「変えられる」という先入観が入ります。
また、自分の頭の中にイメージできないと人は不安になり恐怖を覚えます。
そして、人は「変わりたくない」というのが本音です。
2つ目の理由が「日数」です。
弊社のMIP-DMP訓練 経営リーダーコースは3泊4日間の合宿です。
「4日間も長い!」というのが本音でしょう。
先に受講した会社の人に聞いても「行けばわかる」とかしか言わないので
さらに不安をあおります。
また、受講した人は「良かったよ、行った方がいい」と他人に勧めますが、
もう一回きますか?と聞くと、「もういいです。」と断ります。
しかし実際に受講した人は、終わった時には「意外と短かった」「楽しかった」
という声がほとんどです。
3つ目の理由が、「き〇い、く〇しい」
過去に受講されたかたの言葉が影響ています。
たしかに日常と違う4日間なので、体力的にはき〇いと思います。
どちらかといえば、このき〇い、く〇しいは「精神的」にです。
何故かというと、「本当の自分自身」と向き合わなければならないからです。
弊社のMIP-DMP訓では、簡単ではない理論や理屈を学ぶというよりは、
聞けば「そうだよね」という当たり前のことです。
当たり前のことを当たり前に、基本の基本を徹底することをお伝えしています。
また私は、MIP-DMP訓練中は
- 良くないことはハッキリ言います
- き〇い言葉も言います
- 本当のことを言います
- 本気で言います
- 褒めることは多くありません
そうすると、
- できていると思っていたが、実は出来ていないことに気づきます
- やっているつもりが、やっていなかったことに気づきます
- 仕事を始めて勉強してこなかった自分に気づきます
- 原因は自分の外にあり、他人の責任にしていたことに気づきます
- 本当の自分と向き合わず逃げていることに気づきます
そんな自分自身のネガティブな部分に気づき始めます。
きつい、苦しいと言っている人は、この「自分」から逃げているからです。
逃げれば逃げるほど、自分で自分を逃げ道をふさいでいきます。
ここで、そんな自分自身を受け止め、
全ては「自分自身に原因があった」と気づいた人から変わり始めます。
つまり、物事が上手くいっていないのは、自分以外のところに責任があるのではなく
私自身に原因があり、今までのものの見方、考え方、行動が違っていたことに気づきます。
ここでリフレーミングできるかどうかが、人生の分かれ道となります。
弊社の訓練では、誰かを変えるのではなく、「私が変われば」というのが前提にあります。
「私が変わる=自分で自身の殻を破る」という体験が
「き〇い、く〇しい」に表現されているので、上手く相手に伝わっていないのです。
誰も変えてはくれません。
自分自身で変わると決意して行動しなければかわらない。
だから、き〇いし、く〇しいと感じるのでしょう。
なので、そこだけ聞くと「行きたくない」という風になってしまします。
ここで、自分が変わっていく事に気づけ、自分が成長すること、変化することが「楽しい」と感じらるようなると
4日目には新しい世界が開け、感動があります。
もし、企業を成長させて社員を幸せにしたい、お客様に喜んでいただきたい、社会に役立ちたい、
そして社員はみな頑張っているのに成果が今一つとお思いでしたら、MIP-DMP訓練をお勧めします。
この訓練も40年以上続いていますし、受講、導入している企業は、地域ですばらしい結果を出しています。
私たちは、お役に立てる素晴らしい人材育成プログラムであることは自負しています。
社員の持っている本当の力を引き出し、この力が組織に連動したとき、
企業はブレイクスルーを起こします。
きっと新しい世界が開けると信じています。