ビジネスにおける意思決定の核心顧客の選択基準とは
はじめに
こんにちは、村上経営研究所の村上です。
今回は、毎月1回お届けしている「村上経営ラボ」の101回目の放送内容についてシェアしたいと思います。
テーマは「人の根底にある選択基準を考えよう」です。
新社会人をはじめ、経営者や管理者層、ビジネスリーダーの皆さんのお役に立てば幸いです。
以下話した内容の要約です。
詳しくは最後に張り付けてある動画をご覧下さい。
選択の基準は好き嫌い
まず、人が何かを選ぶときの基準って、実はすごくシンプルで「好き嫌い」なんですよね。
これ、直感的な反応なんです。
赤ちゃんが不快なときに泣くのと同じです。
大人になっても、この直感的な反応は根底に残っていて、日常の選択やビジネスの意思決定にも影響を与えています。
心地よさが選択を左右する
人は快適さを求めて選択をします。
例えば、同じ商品でもラベルの色やデザインが違えば、心地よいと感じる方を選びます。
ビジネスの場面でも、依頼の仕方や環境によって相手の受け入れ方が変わります。
部下への指示も、心地よく感じる形で伝えると、より効果的に動いてもらえます。
レビューと選択の基準
飲食店やサービスを選ぶときに、レビューを参考にしますよね。
レビューを見て選ぶこと自体が好き嫌いの選別です。
レビューを通じて、不快な経験を避けるためのリスク管理をしているわけです。
最終的に2つに絞った選択肢のどちらを選ぶかは、その日の気分や直感で決まることが多いんですよ。
成功体験と自己肯定感
選択と行動の積み重ねが成功体験を生み、自信をつけます。部下のモチベーションを上げるには、成功体験を積ませることが重要です。
脳の報酬系が関与していて、成功体験が増えるとドーパミンが分泌され、自己肯定感が高まります。
これを理解して、部下にどうやって成功体験を積ませるかがポイントです。
時間の有効活用
現代人はSNSやインターネット、テレビなどで快楽を得ることが多いですが、これが本来やるべきことを先延ばしにする原因になります。
隙間時間を有効に活用する工夫が大事です。
例えば、電子レンジでの温め時間にスクワットをするなど、ちょっとした工夫で生活の質を向上させることができます。
やる気スイッチの入れ方
6月に開催する「リードマイジャパン」のインストラクター養成講座についても紹介します。この講座では、部下や子供のやる気スイッチを入れる方法を学びます。やる気に頼らず、仕組みで動かすための具体的な方法を学べます。自分自身のスキルアップや部下の育成に役立ててください。
結論
人の選択基準が「好き嫌い」であることを再認識しました。
この直感的な反応を理解し、ビジネスの場でどのように活用するかが重要です。
成功体験を積み重ねることで自己肯定感を高め、部下のモチベーションを向上させることができます。
隙間時間の有効活用ややる気スイッチの入れ方など、実践的なアドバイスも数多く提供しました。
経営者や管理者層、ビジネスリーダーの皆さんは、今回の内容を参考にして、日々の意思決定や部下の指導に活かしてください。
選択基準の理解とその活用が、より良いビジネスの未来を切り開く鍵となるでしょう。