リーダーに求められるスキルとは
どの組織でも欠かせない存在なのがリーダーです。リーダーはチームの指揮を執るだけでなく、皆を引っ張り導いていく存在でなければなりません。そんなリーダーには、どのようなスキルが求められるのでしょうか。
コミュニケーション能力
リーダーに最も求められる能力が、コミュニケーション能力だといえます。なぜなら、チームで複数の人間が集まった以上は、それぞれのメンバーが異なった価値観や能力を持っているからです。リーダーはそれぞれの価値観や能力を理解した上で、メンバー全員を同じ方向へ導いていかなければなりません。だからこそ、リーダーには高いコミュニケーション能力が求められるのです。
統率力
リーダーとなるということは、チームの旗振り役となるということです。プロジェクトを進める際には幾度となく壁が立ちはだかるものですが、その壁を取り払うには、リーダーとしてチームを統率する必要があります。ここでいう統率力とは「黙ってついてこい」という権威主義的な強権力ではなく、長として皆に理解を求め、引っ張っていく力のことをいいます。この統率力を発揮するためにはコミュニケーション能力が求められるため、コミュニケーション能力があって初めて統率力が発揮されます。
意思決定力
チームで動いている以上は、リーダーの意思決定によってチーム全体が動きます。そのため、適切なタイミング・内容で意思決定を下さなければなりません。時には取捨選択を誤り、間違った方向へチームが動いてしまうことがありますが、それを察知して素早く是正するのもリーダーに求められるスキルです。意思決定力が弱まると統率力が弱まり、ひいては脆弱なチームへと成り下がってしまいます。